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村岡 裕明 プロジェクトリーダー
村岡 裕明

  ハードディスクドライブに代表される情報ストレージは、インターネットやクラウド、情報家電等で急速に進展している高度情報化社会を支える主要技術であり、急激な情報量の拡大に伴ってますますの大容量化が求められています。インターネットには膨大なデータが行き交っていますがそれを支えているのは世界のあちこちに続々と建設されている巨大なデータセンターであり、磁気スピンによって情報を蓄えるハードディスク装置はその中心となる装置です。一方で、このデータセンターはその大規模性ゆえに大きな電力を消費しているのも事実です。世界の知的活動を支える社会インフラとして、今後の低炭素化社会の実現のために革新的な技術革新により省エネルギー・低消費電力化を図ることが喫緊の課題になっています。我が国はこれまでこの情報ストレージ技術について、垂直磁気記録をはじめとする多くのイノベーションを成し遂げてきておりますが、この大きな目標のためには、多数の技術革新が引き続き実現されることが大変重要です。一層のイニシアティブを発揮して技術開発と産業の両面において国際貢献を果たすことが期待されています。
 このような背景を踏まえて、本プロジェクトでは情報ストレージの消費電力を1/20に低減するための次世代大容量ストレージの基盤技術開発を行うために平成19年度より5か年の文部科学省施策として委託を受け、東北大学電気通信研究所において産学連携の集中研方式で附属21世紀情報通信研究開発センター(IT21センター)を拠点に実施しています。これまでに、新しい垂直記録媒体構造を用いてディスクの単位面積当たりの記録密度を大きく増加できることを示しており、これによって必要な装置台数を大きく減少させて電力を節約することが可能になります。また、ハードディスク装置は電源を止めてもその記憶を失わない性質を利用して、データアクセスのない装置は電源を切ることでいっそうの省電力化が可能になることも実際にシステムを試作して実証してきました。
 今後さらに実りある成果を生み出すために皆様のご指導・ご鞭撻を頂戴できますようプロジェクト構成員一同願っております。
お知らせ
東北大学電気通信研究所とNEDOとの合同成果報告会「次世代大容量省電力 ストレージ技術のための革新的技術開発」を開催いたします。
(2012年3月12日)


平成22年度成果報告会のご案内
(2011年3月24日)

↑東北関東大震災のため、中止とさせていただきます。
東北大学電気通信研究所とNEDOとの合同成果報告会「次世代大容量省電力 ストレージ技術のための革新的技術開発」を開催いたします。
(2010年10月29日)


平成21年度成果報告会のご案内
(2010年3月15日)

平成20年度第2回成果報告会のご案内
(2009年1月15日)

東北大学電気通信研究所とNEDOとの共催により、スピントロニクスに関する合同講演会を開催いたします。
(2008年10月23日)

平成20年度第1回成果報告会のご案内
(2008年6月28日)

プロジェクト発足シンポジウム
(2007年12月21日)

RIEC 東北大学電気通信研究所